統計学的なメリークリスマス!帰無仮説「きっと君は来ない」を棄却せよ

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Facebookページの投稿より:

帰無仮説「きっと君は来ない」が棄却されるとき、有意に君は来るでしょう。有意水準を5%にするか1%にするか、マーケティング的に20%に緩めるかは、貴方/貴女の自由です。Good Luck!

かりに、帰無仮説「きっと君は来ない」が棄却されなくても、それは「きっと君は来ないとはいえないわけではない」という曖昧な状態を意味します。統計の基本で学んだとおり、帰無仮説を積極的に受け入れるのは基本的に誤りです。つまり、来ないとは言えません。Good Luck!

しかし、サンプルサイズnが大きくなるにつれ検出力が大きくなり、帰無仮説は棄却されやすくなります。この場合、(特に検出力が0.8を超える場合)は、帰無仮説を積極的に受け入れることもあります。これを、同等性の検証、または裏検定と呼びます。つまり、きっと君は来ないでしょう。Good Luck Next!

なお、X’mas検定は、仮説「きっと君は来ない」を検定するだけで、そのほかのことは一切わかりませんので、注意が必要です。

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